【毎日読書感想文】ナナメの夕暮れ ラウンドデビュー
6/7 ナナメのタ暮れ「ラウンドデビュー」
わかる人にはわかる、あの「反省会」について
なんだ、若林さんって結局器用な人なんじゃないかと思った。
なんだってなんだよって感じだけど。
私は小さい頃から複数の要素を同時に意識しながら体を動かすことができない。
これを運動音痴といいます。
何を隠そう、私は自分の要領の悪さのすべてをスポーツ経験がないからということに集約させてきた。
コロンブスの卵のように、どちらが先か分からない。要領が悪いからサッカーでボールをどっちに蹴っていいのか分からないのか、スポーツ経験がないから たこパしたとき皿を持ってうろうろししまうのか。
帰り道、あぁ動けばよかった。なぜあんなことしてしまったんだろうとうなだれながら歩くのは小学生の頃からずっと変わってないな。
スポーツ経験者への嫉妬も。
思うのですが、あの「反省会」が活かされたこと、今まで一度もない。
「今度こう言われたらこう返そう」「その状況になったらああやって動こう」と思って本当にそうなった試しがない。
「人生何回目?」という言葉があるけど、きっと私は何回人生を繰り返してもBBQで上手く 立ち回ることはできないんだろうな。
来世でも 「反省会」は続くんだ。
それでも若林さんが言うように、「試す」ことは楽しい。私もそう思う。
「ジャーナリストというのはほかの人たちが活用できるように探索をしてやる殉教者のようなもの」と言った人がいるが、全然あり。喜んで殉教者になりたい。
あれ?反省を上手く活かせないくせに試行錯誤が好きなんておかしい気がする。
となると、あの「反省会」は反省ではないのではないか。
じゃあ、何?
妄想かも。妄想癖かも。妄想と反省はちがう。 あぁこれだな。
要領が悪いひとは、要領がいい人よりも試す回数が多いのかもしれない。
多くの要素が組み合わさった正解にたどりつくまで時間がかかるから。
でもまぁ試す回数が多いってことは失敗の数も多いけど、その分上手くいったとき、ものすごく嬉しいからいっか。
まとまらなかったね。